ストリンドベリという名前のテキスタイル
スウェーデンの貴族たちが、フランス留学と
ともに持ち帰った文化が、最北のヨーロッパで
独自に花開いたのがグスタビアンスタイル。
このストリンドベリのオリジナルは貴族の
邸宅からでたものを、博物館で所蔵されていた
ものです。
先代のEva社長は、ヨブス姉妹の作品だけでなく
工房のある地元ダーラナ地方のクルビッツ模様の
壁画や、博物館のアーカイブ作品まで、型染めの
技術を駆使して復刻させ、次々と世に送り出して
いきました。
グスタビアンスタイルは花模様やロープを
モチーフにしたものが多いですが、この
ストリンドベリは単色染めで、素朴さと洗練が
同居して、印象的なデザインです。
生地も未晒しの平織り綿を使っているので、
優美なモチーフも野に咲く花のような親しみが
感じられます。
現行で積極的に染められている作品では
ないので、やがて姿を消す作品かも
しれません。。
ヨブスのハンドプリントが追及する、手工芸の
巾の広さをストリンドベリを手に取る方の、
記憶の一端にとどめていただければ。
とても嬉しく思います。

