ゴッケン・ヨブス Gratulation
今年の日本列島の7月は、大雨に見舞われて
おりますね。
皆さま お変わりなく お過ごしでしたら
何よりです。
夏に結婚式を挙げる人が多い北欧ですので、
このデザインをぜひ、ご紹介したいと思いました。
華やかなボタニカル柄(というより絵画)の
デザインが印象的なゴッケンさんの、
小品としては有名なGratulation(祝賀)。
ガラスのドームにドレスアップした男女や、
ブーケ、バラのコサージュのついた白いヒール。
結婚式を連想させるモチーフが、散りばめられて。
ゴッケン自身は、生涯独身でした。
この生地を譲ってくれたのは、ゴッケンの姪に
あたる人ですが、彼女のロマンスについて
尋ねた時に
『(私たちが知らない)そういうことがむしろ
あれば、と望むわ』
という答えが返ってきました。
ティーポットやケーキ、花瓶などの愛らしい
モチーフを一つ一つ見ていくと、愛情が
込められている、とはっきり感じるのです。
自分自身ではなく、親しい人や家族の
お祝い事を、自分のことのように喜ぶことが
できる女性だったのではないか。
そんな風に思います。

